在留資格「留学」は、日本の教育機関で教育を受けるための在留資格です。大学や専門学校、日本語学校のイメージが強いかもしれませんが、制度の改正により、現在は小学生・中学生といった年少の子どもたちも「留学」で日本の学校に通えるようになっています。
年少の留学生には「生活を守る体制」が求められる
高校生以上の留学と比べて、義務教育年齢の留学でいちばん重視されるのは、勉強の環境そのものよりも「日本で誰がこの子の生活を守るのか」という点です。
親元を離れて、言葉も文化も違う国で暮らすのですから、当然のことだと思います。全寮制の学校であれば、寮母さんや生活指導の先生方がどのような体制で子どもたちを見守るのか——夜間の対応、病気やけがのときの対応、本国の保護者との連絡体制——そうした一つひとつを、申請の中で具体的に示していくことになります。
インターナショナルスクールやボーディングスクールの校内を拝見する機会があると、きれいに整えられた寮や、先生方の温かい雰囲気に触れて、「この環境なら小さな子も安心して成長していけるだろうな」と、つい母親目線になってしまいます(笑)。
手続きの流れ
海外から留学生を呼び寄せる場合の基本的な流れは次のとおりです。
- 学校を通じて在留資格認定証明書(COE)の交付を申請する
- 交付されたCOEをもとに、本国で査証(ビザ)を取得する
- 来日・入学
必要書類は、経費支弁者(多くはご両親)の収入や財産の証明、本国の身分関係書類など、学生さん一人ひとりの事情によって変わります。許可される在留期間も一律ではないため、入学後の在留期間の管理(更新手続き)まで見据えた準備が大切です。
言葉も文化も違う日本へ、大きな期待を抱いてやってくる子どもたち。ぜひたくさんの素敵な経験をしてほしいですし、その入口となる在留手続きを陰ながらお手伝いできることを、とても嬉しく思っています。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の案件に関する法的助言ではありません。具体的なお手続きについては、お問い合わせフォームよりご相談ください。