外国語で書かれた書類を日本の役所に提出するとき、または日本語の書類を海外の機関へ提出するとき、「翻訳文を付けてください」「翻訳者の証明を付けてください」と求められることがあります。このときに使うのが翻訳証明書です。

パスポート認証と同じく、行政書士が第三者として「この翻訳は原本の内容と相違ない」ことを証明する手続きで、当事務所では両方を同じ流れでお引き受けしています。

どんなときに必要になるか

よくあるのは次のような場面です。

  • 入管への申請——外国語で書かれた出生証明書・婚姻証明書・卒業証明書などを添付するとき
  • 海外の銀行口座の開設・維持——日本の住民票や在職証明書を英訳して提出するとき
  • 海外での各種手続き——海外赴任・留学・国際結婚・現地法人の設立などで、日本の公的書類を求められたとき
  • 官公署への提出——外国語の資料を日本語にして出す必要があるとき

「どんな形式の翻訳が必要か」は提出先によって異なります。翻訳者の署名だけでよい場合、公証役場の認証まで必要な場合、外務省のアポスティーユが必要な場合があります。まず提出先に確認していただくのがいちばんの近道です。ご不明なときは、提出先からの案内文をお持ちいただければ一緒に確認します。

翻訳証明書に書かれること

当事務所で作成する翻訳証明書には、次の内容を記載します。

  1. 原本の書類の内容と、翻訳文が相違ないこと
  2. 翻訳を行った者の氏名・住所・連絡先
  3. 翻訳日
  4. 行政書士の資格登録番号、署名、職印の押印
  5. 必要に応じて、行政書士証票の写しと英訳の添付

外貨の金額が含まれる書類では、換算した日のレートと換算日を明記する形にも対応しています。

手続きの流れ

  1. メールでお問い合わせ——提出先、書類の種類、必要な認証の形式、部数をお知らせください。費用と納期をご案内します
  2. 原本(または鮮明な写し)をお預かり——PDFでお送りいただける場合もあります
  3. 翻訳・証明書の作成
  4. お渡し——ご来所または郵送

必要な認証の形式によっては、公証役場やアポスティーユの手続きが加わることがあります。その場合の段取りもあわせてご案内します。

料金の目安

  • 住民票などA4サイズ1枚の英語翻訳認証:10,000円(税別)
  • 複数枚をまとめてご依頼いただく場合、2枚目以降は1枚あたり7,000円(税別)
  • 運転免許証・マイナンバーカード等の英語翻訳認証(A4サイズ1枚):各7,000円(税別)
  • 資格試験の合格証などの英語翻訳認証(A4サイズ1枚):10,000円(税別)
  • 銀行残高証明書・独身証明書・卒業証明書・登記簿謄本などは、分量に応じてお見積りします

パスポート認証とあわせてご依頼いただくことも多い手続きです。パスポート認証の詳細はこちらの記事をご覧ください。

まとめ

  • 外国語書類の提出・日本語書類の海外提出では、翻訳証明書を求められることがある
  • 必要な認証の形式は提出先によって違うため、まず提出先への確認を
  • 行政書士が翻訳者として証明する形で作成し、必要に応じて公証役場等の手続きもご案内

翻訳証明書の作成を承っております。提出先から求められている形式がはっきりしない段階でも、お気軽にご相談ください。


※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の案件に関する法的助言ではありません。求められる翻訳・認証の形式は提出先により異なりますので、必ず提出先にご確認ください。具体的なお手続きについては、お問い合わせフォームよりご相談ください。