外国人留学生の受け入れは、学校にとって国際化を推進するうえで重要な課題です。

様々な国から留学生を受け入れることで、生徒たちは多様な価値観に触れ、国際的な視野を身につけることができます。また、学校の国際性をアピールし、学校の魅力を高めることができ、経営基盤の強化にもつながります。

留学生の受け入れ数は大学や短大・専門学校からが一番多くなっていますが、近年は中学校・高等学校も長期の留学生受け入れが進んできています。

今回は中国人留学生の受け入れを例にして、少しお話させていただきたいと思います。

留学生の受け入れには
受け入れ態勢、学習環境、生活環境の整備、広報活動等様々な準備が必要となります。
留学生受入準備

教育体制の整備については教職員の皆様の腕の見せどころ、また一番ご苦労される場面かと思います。
留学生の文化や習慣を理解し、適切な指導やサポートができるよう、また、留学生がスムーズに学校生活を送れるよう、教材の選定、日本語能力に応じた日本語教育プログラム等を準備する必要があります。

日本人の子女を受け入れる場合と一番異なるのは、生活面のサポートが増える事です。
日本に初めて来た留学生は親御さんと離れ、言葉や文化の全く異なる環境に身を置くこととなります。

先日お話させて頂いた方は、日本に初めて来た際
「割りばしを割って使うものだと知らず、苦労してあのわずかな裂け目にものをはさんで食べていた。友人がパキンと割ったとき、壊したと思った。」
「自動販売機もお金を入れる場所がわからない、何が書いてあるかも分からないので適当に押したら謎のスープが出てきてしまった。」
「味噌や醤油のにおいに中々慣れなかった。」
「叱られているのは分かるが、言葉が分からないので何で叱られているのかが全く分からなかった。」
そうおっしゃっていました。

留学生の年齢によっては、寮の整備、生活面をサポートする監護者の配置がとりわけ重要となります。
生活オリエンテーションなどもよりきめ細かい指導が必要となるでしょう。

寮

また、来日の為の手続きについても考慮しなければなりません。
旅券(パスポート)や査証(VISA)の準備から住民票の登録まで、多種多様な手続きが必要です。

在留資格の申請の為には、戸口簿(日本でいう戸籍謄本)や暫住証(日本でいう住民票)、費用支弁者(一般的に両親)の年収や財産を証明するもの、その他学生や保護者の属性、様々な要件により、必要書類は個人ごとに変わります。申請後に入国管理局から追加資料を求められる場合もあります。

記載事項もそれぞれ異なり、許可される在留期間も個々人に付されるものである為一律ではありません。更新手続きも必要となる為、在留期間の管理は非常に重要となります。

私共行政書士は、スムーズに在留資格を取得するためのお手伝いをさせて頂きます。
入学から来日までの手続き